デリーに行こう!

ナマステー!インド担当Yです。

こちらインドは初夏の陽気。暑過ぎず、さわやかな風が吹いています。

まだ寒かった東京から戻って来た私。あーいい天気!サイッコーだね!とこちらの皆さんに言ったら、そんなこと言ってられるの今のうちなんだから、、、と不敵な笑みを浮かべられてしまいました。

もうすぐ本格的な夏がやってきます。

さて先日ですが仕事でデリーに行ってきました。デリーはインドの首都で人口は約1700万人、南アジアを代表する都市のひとつです。

デリーといえば気になるのがこれ!

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まったく知らない方々ですがカメラを向けたら素敵な笑顔、そしてこれが噂のニューリキシャーです!定員は乗れるだけ!サイッコーだね!!

はっ、自称・撮りオートリキシャーのインド担当Y、興奮でまた皆さんを置き去りにするところでした。

リキシャーといえば、大きく二つ。サイクルリキシャー(自転車タクシー)とオートリキシャー(三輪自動車タクシー)に分けられます。 そこにもうひとつ2~3年前から新たに登場したのが、バイクにカートがついたタイプのニューリキシャーです。丁度ふたつのリキシャーの中間のような存在で、運賃もだいたいそのぐらいなんだとか。

普段外に出掛けて、こんなゴルフ場か遊園地か!みたいな乗り物で公道を走って家までワイワイ帰れたら、楽しいでしょうね~(^^)♪

もちろんサイクルリキシャーも未だ現役。

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牛車もあれば、

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人力車も!

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いや、これはちょっと違うか、、、

さらに普通の自動車、トラック、バスにバイク。様々な乗り物が入り乱れ、クラクションが鳴りまくる大都市デリーの道路は、いつだって慌しくて目が回ってしまいそう!

そんなときは道路沿いの自転車アイス屋さんで一息です。すみませーん、マンゴーアイスくださ、、、

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うん、そのアイスケースの上が冷たくて昼寝にぴったりなのはわかるよ、わかるんだけどお兄さん、アイス、、、、

慌しさと大らかさ、新しいものと古き良きもの、いろんな顔をもつデリーの街並みはいつ行っても見飽きることがありません (^^)

それではまた次回です!フィルミレンゲー!

 

ハッピーホーリー!

ナマステー!インド担当Yです。

3月17日はインドの大きなお祭り、ホーリーでした。

ホーリーはヒンドゥー教の春の訪れを祝うお祭りで、カラーフェスティバルとも呼ばれています。

インド担当Yも大好きなこのお祭りなのですが、な、な、なんと、今年はちょうど一時帰国と重なり参加できませんでした、、、orz

なので、今回は昨年のホーリーの様子をご紹介します (^^)

まさに”無礼講”という言葉がぴったりなお祭り、ホーリー。カラーフェスティバルと呼ばれるその訳は、、、これ!

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ひゃー!カラフルな色の粉を塗りあったり、色水を掛け合ったり、色まみれでやりたい放題!

おじいちゃんも

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子供も

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いつもは真面目な方も

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みんなみんな、ハッピーホーリー (^O^)

普段はお酒をあまり飲まないインドの人々も一年で唯一この日ばかりは朝からお酒を飲んで、音楽を流し、楽器を叩いてダンスダンス、ちょっと休んでまたダンス!

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こう言っちゃ何ですが、日本の皆さん、大人になってからこんなめちゃくちゃすることってあります?いや、子供の頃もここまでは無かったような、、、笑  

ホーリーは心の底からパーッ!と明るくなるような、春を祝うのにぴったりのお祭りなのです!

そして祭りの後。これ、家ですよ。うーん大胆!

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みんなと同じ、もしくはそれ以上に人生で一番カラフルな状態で帰宅した私。鼻をかんだら、鼻水もこんな色でした。笑

春のポカポカ陽気はとっても幸せな気持ちになりますよね。東京も早咲きの桜が咲き始めていました。

春の訪れが嬉しいのは万国共通、日本のお花見のハッピームードはホーリーに似ているかも! (あのちょっとした無礼講の感じも、、、!)と、桜のピンク色を見ながら思ったインド担当Yでした (^^)

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次回は再び現地インドからお届けします!それでは皆さま、フィルミレンゲー!

 

山羊革小物 from コルカタ

ナマステー!インド担当Yです。

雑貨ファンの皆さま、お待たせしました!今日はマライカの定番アイテムでもある山羊革の小物をご紹介します。

マライカと長いお付き合いの工房を訪ねて、コルカタ郊外の村へ行った時のお話。

ヤシの木です(^o^)v

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はっ、また書いてしまいました!ヤシの木を見るとついテンションが上がって写真を撮ってしまう、雪国出身のインド担当Yでございます。

コルカタはインドの東に位置し、最高気温は年間を通して25度以上という冬でも過ごしやすい暖かい地域。インド3番目の人口を誇る大都市でもあり、お隣のバングラデシュまで50キロという、インドの東の端でもあります。

コルカタの中心部から車で一時間程走り、細い路地を抜けた先に工房がありました。さっそく見学スタート!おじゃましまーす!

まずは山羊革をカットします。カッターで一枚ずつ型紙にそって切り抜いていきます。

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裁断が終わったら模様付け。これが模様の型です。一番右のフクロウは見たことがある方も多いのでは?(^^)

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この型の上に裁断した革を乗せてはさみ、

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機械でプレス!圧力をかけて革に凹凸の模様をつけていきます。

お次は色付けの作業。

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小さなスポンジに染料を含ませ、先ほどつけた凹凸の模様にそって一つ一つ丁寧に色を塗っていきます。

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細かい部分まで丁寧に色付け。

色付けしたらオイルを塗り、全体に再び圧力をかけてつやを出します。上の重りのついた部分をプロペラのように勢い良く回すと下の石盤が動いて、間に挟んだ革に強い圧力がかかる仕組み。

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お兄さんの頭上をびゅんびゅん通過するボーリングの球(のような重り)。ひゃ~!頭ぶつけないでね!

その後、縫製やのり付け、ニスで仕上げる作業、いくつもの行程を経て完成です。

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ほとんど全ての行程が今も手作業で行われているんですね (^^)

東インドの村で作られているこの山羊革シリーズは、素朴な柄やカラフルな色合いが魅力です。それはまるでこの工房で働く職人さん達の人柄や、明るく降り注ぐコルカタの太陽を表しているよう。

ひとつひとつ丁寧に、時に頭上のボーリング球の危機に晒されながら(!)作られた山羊革の小物たち。全国のマライカのお店でぜひご覧になって下さいね (^^)(※一部取り扱いの無い店舗もございます。)

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それではまた次回です。今日はコルカタのベンガル語で、

コダハフェジー!(さようならー!)