みんな大好き☆メヘンディ

ナマスカール!インド担当Yです。

インドはお祭りシーズン真っ只中。
今週はイスラム教のバクラーイードというお祭りがありました。

そんなお祭りやおめでたい事があるときに欠かせないのがメヘンディです。
古くから幸運を呼ぶ力があるとも言われており、女性達はメヘンディをして特別な日を楽しみます。

メヘンディとは、ヘナという植物をペースト状にしたものを使って手や足に模様を描いて染める、いわばインスタントタトゥーのようなもの。
植物の色素を使っているので肌に優しく、模様は10日ほどで自然に消えていきます。

先日、知り合いのお宅にお邪魔したとき、そこの娘さんがやってあげるー!と描いてくれました。

ヘナペーストを使ってスイスイ描いていきます。下書き無しですよ~、すごい!

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真剣な横顔。上手だねー!と感心しっぱなし。

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そして30分後、描き上がりました!

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このまま触らないように注意してヘナペーストが乾燥するのを待ちます。

乾き始めたら、もうひと工夫。
レモン汁にお砂糖を加えたものを布に染み込ませて上から軽くポンポンたたきます。
そうすることで出来上がりの発色が良くなるんだとか。

そして約2時間後、ヘナペーストが乾いたらかさぶたを剥がすような感覚で手でぽろぽろ取っていきます。

剥がす前。

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剥がした後。直後はこんなオレンジ色ですが、だんだんと色が濃く変化していきます。

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翌日。メヘンディの完成です!!

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みんな、「スンダル!(きれいね!)」と言ってくれて、とっても嬉しかったです(^^)

強く洗ったりこすったりしなければ、だいたい2日後に最も色が濃くなります。写真では色の薄い腕の部分も、このあともっとくっきりと模様が出てきました。

インドでは大人も子供もメヘンディが大好き!
お祭りやおめでたい事のある特別な日はもちろんですが、何でもない日でもみんな自由にメヘンディをして、おしゃれを楽しんでいるように見えます。
ちょうど日本の女性が普段からいろいろなネイルを楽しんでいるような感覚ですかね。
女子のおしゃれにかける情熱は万国共通です!

今日たまたま手のひらにメヘンディをしてる男性がいて、どうしたのか聞いたら「奥さんがやったんだよ~」ともじもじ答えたので、ラブラブか!と突っ込んでやりました。
夫婦の愛情も万国共通ですね(^^)

メヘンディに使うヘナペーストはMALAIKAの店舗でも扱っております。(一部、取り扱いの無い店舗もございます。)
ここまで大胆なものじゃなくても、腕や足にさりげなくワンポイントのメヘンディも素敵ですよね。ぜひ一度お試し下さい(^^)

それではまた次回です。フィルミレンゲー!

お祭りシーズン到来!

ナマスカール!インド担当Yです。

こちらインドはお祭りシーズンを迎えております。
きのう10月13日はヒンドゥー教のお祭り、ダシェラでした。

ダシェラとはインドの有名な叙事詩『ラーマーヤナ』にちなんだもので、ラーマ王子が悪魔たちと戦い、勝利したことをお祝いする10日間のお祭りです。

時を同じくして、ナヴァラトリという、こちらもヒンドゥー教の女神を祭るプージャ(お祈りの儀式)が始まっていて、期間中は一日一食だけの断食をする人もいました。まだまだ暑いのにご飯を食べないなんてバテちゃいそうです (^^;

虎に乗った戦いの女神、ドゥルガーのプージャ。

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この期間は何か物事を始めるのに良い時期とも言われているそうで、近所でもいろいろと新しいお店がオープンしていました。

さて肝心のダシェラはというと、、、なんと今年は私の住む家の近くでは行われませんでした!ががーん!!
なので、こちらの資料写真で許してください m(_ _)m

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神話に習って、悪魔に見立てた大きな張りぼての人形を爆竹と花火で盛大に燃やしてしまいます。悪魔退治だー!

昨年、目の前でみたダシェラはもっと小規模なものでしたが、
バチバチ、パンパンパーン、ドドーーーン!!!
と大量の火薬と共に大きな人形が目の前で燃え上がる様は、迫力&スリル満点でした。

『ラーマーヤナ』は一説には桃太郎の原作になったとも言われているそうです。
見た目はだいぶ違いますが、日本との繋がりを感じて嬉しい担当Yでした(^^)

ダシェラの20日後には、いよいよヒンドゥー教の光のお祭り”ディワリ”を迎えます。

それではまた次回です。フィルミレンゲー!

マサラムービー!

ナマステー!インド担当Yです。

お休みの日にインド映画を観に行ってきました。

映画の本場ムンバイ(ボンベイ)がハリウッドならぬボリウッドと呼ばれるほど、インドは映画産業が盛んであり、最大の娯楽とも言えます。

料金は190ルピー(およそ300円)でした。購入時に席が決まります。ちょっと絆創膏風なチケット。

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さて、今日観るのはこちら!

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どんな映画なんだろー!アクションかな?わくわく(^^)

館内には映画のポスターや売店が。

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映画館といえば!のバケツ型のバターポップコーンなんかも買えます。日本と同じですよね(^^)

では何が違うかといえば、まず映画自体の長さでしょうか。

一本がおよそ2時間半から3時間もあり、前編と後編に分かれていて間に必ず15分ほどの休憩があります。

その長い本編は、笑いあり、涙あり、アクションあり、ラブ、サスペンス、歌にダンス、何でもあり(笑)、
インドの映画は単純に「映画」というよりもまるでショーを観ているかのような、てんこ盛りおなかいっぱいのエンターテインメントなんです!!!

はっ!映画好きの担当Y、つい熱くなってしまいました (^^;

今日見たものはというと、全編ヒンディー語なので正直細かいところまではわからないのですが、コメディシーンに国境無し!
インドの人々と一緒にいっぱい笑いましたー!

あともう一つ、日本とインドの映画の違いといえば最後です。

エンドロールが流れ始めて場内が明るくなった瞬間、全員立ち上がり一斉にぞろぞろ出て行きます。
日本のようにエンドロールを見ながらゆったり余韻に浸る人はいません。
何なら、エンディングだなーと気づいた瞬間、まだ終わってないのに喰い気味に出ていく人もいるくらい!

文化の違いもまたおもしろい、インド映画なのでした。

インドへご旅行の際には本場のマサラムービーを体感しに、ぜひ映画館へ足を運んでみて下さいね(^^)

それではまた次回です!フィルミレンゲー!