ナマステー!インド担当Yです。
こちらインドはお祭りシーズンでした。先月の終わり頃、市内を車で移動中のときのこと。
ん?
んんんー?!
なにこれ、でかっ!そしてゆるーっ!(^O^)
一見ゆるきゃら大博覧会のようですが、これはダシェラというお祭りに使う、職人が大真面目に作った「ラワン」と呼ばれる人形で、細く切った竹に紙を貼ってカラフルにペイントしたもの。一応悪者の設定なのでちょっと悪い顔をしています。
それにしても一体どういう人生を歩んだら、こんなに遊び心たっぷりの人形を作れるんだろ~?タンクトップ姿でもくもくと作業しているおじさん達を見て想像せずにはいられません。
そして先週10月23日はインドのお正月ディワリでした。今年も鼓膜がキーーーンとする大音量花火で遊んで、叫んで、とっても楽しかったです!
年に一度のディワリ。街も華やかにデコレーション***
まだまだ日中は30度を超える陽気のインドですが、朝晩は涼しい風を感じるようになってきました。ディワリが終わるといよいよ冬が近づいてきます。
今回はそんなインドより冬の新作をご紹介します!
昨年の冬、北インドのヒマーチャルプラデーシュ州へ行ってきました。その目的は、暖かくて柔らかく一度使ったらやみつきになってしまう、伝統の手織りウールショールを探す旅です。
ヒマーチャルプラデーシュ州はヒマーチャルというその名の通り、インドとネパールにまたがるヒマラヤ山脈の麓にあり、冬には雪が積もる自然豊かな山岳地帯です。
インドにはこんな景色もあるんですね。川沿いのフレッシュな空気を吸い込むとひんやり冷たくて、目の前には今にも鮭がのぼってきそうです。インドーはでっかいどー!
こちらは途中の街の風景。あんな山の上の家に産まれなくて良かったよ、お母さーん!
と、ついいろいろ叫んでしまいたくなるようなくねくねの山道(ガードレール無し)を車で走ること7時間。乗り物好きなくせに残念ながら乗り物酔いの激しいインド担当Y&高所恐怖症の同行インド人スタッフは、命からがらようやく工房に辿り着きました。
受付のおじさん。ヒマーチャルの男性はみんなこんな帽子を被っています。
中ではショールが織られていました。工房に響く、カタンカタンという心地良い音。
伝統のショールは、こうして一枚一枚現地の人々の手で丁寧に織られているんですね (^^)
こちらの工房で念願の手織りのウールショールをオーダーしました。織りあがったショールははるばる我らが工場に送られ、これまた一枚一枚丁寧にカット、縫製され、そして出来上がった商品がこちらでーす!
裾にはいったヒマーチャル地方独特のボーダーデザインとウールの素朴な色味が素敵ですね~(^O^)
これらの商品は全国のMALAIKAのお店のほか、マライカオンラインショップでも取り扱っております。
◎クル手織りスカート
(※売り切れ等で店舗・オンライン在庫が無い場合もございます。ご了承ください。)
お洋服の他にも、手織りウールショールそのものも販売しております♪
寒い寒い日本の冬に、ヒマラヤの麓からきた手織りの温もりあふれるウールショールのシリーズがお薦めです (^^)
寒かったヒマーチャルのことを思い出していたら、なんだか猛烈にお鍋が食べたくなってしまいました。今夜はディワリの余韻でいまだ花火の上がっている空に向かって思いの丈を叫びたいと思います。
石狩鍋食べたーーーい!!
それではまた次回です。フィルミレンゲー!