ナマステー!インド担当Yです。
こちらは相変わらずの雨季真っ只中。ここ数日はバケツどころかプールをひっくり返したような土砂降りの雨で道路はこんな状況です。
迂回せず果敢に突っ込んでいくインドのパイセンたち。さすがっす!!
先日、東京のマライカ本社から来たスタッフAさんと一緒に、インド各地へ買い付けや素材探しの旅へ行ってきました。今日はそのときにも訪れた南インドのエンボスの工房の様子をご紹介します。
南インド・タミルナドゥ州の空港から車で2時間ほど走った先ののどかな街にその工房はあります。
エンボスとは皮革や布地を凸凹模様の型で強圧し,浮き出し (エンボス) 模様を作る加工法です。ここ南インドの工房のエンボスはいまも昔ながらの手仕事で行われています。
こちらが模様をつける版。
木版に釘のように金属が打ちつけられています。これに熱したロウをつけて砂の上の布地にスタンプの要領で模様をつけていきます。
わしはこの道40年じゃよ!そんな渋イケメンおじさんの鍛え上げられたボディー!金属がついた木版はずしっと重みがあります。これを一日中繰り返すのは大変な作業です。
こうして熱と圧力でしっかりと模様をつけていきます。
ロウが乾いたら熱湯で煮込んでロウをとかし、最後にまた水のプールで洗います。
思った以上にすべてが手作業、、、!こうしてエンボス特有の凸凹模様の出来上がりです!
そして出来上がった商品がこちら♪
素朴なドット模様が素敵ですね (^ ^)
こちらの商品は全国のMALAIKAのお店とONLINE SHOPにて好評販売中です。スカートのほかに同じシリーズでワンピースもありますよ。ぜひ店頭でチェックしてみて下さいね!
(※一部お取り扱いの無い店舗や、人気商品のため売りきれの場合もございます。ご了承くださいませ。)
大掛かりな機械を使うのではなく、こんな風に一枚一枚いまも手仕事で作られているお洋服。ファッションを楽しむのと同時に作り手の想いも感じとってもらえたらなと思います (^ ^)
それではまた次回です。フィルミレンゲー!(またお会いしましょう!)