春のラクノウ刺繍祭り♪

ナマステー!インド担当Yです。

日本はまだまだ寒い日が続いていますね。しかし来週はもう節分、春は着実に近付いてきているはずです。

マライカにも続々と春物が到着していますよ♪今回はそんな春物のお洋服のご紹介です。

去年の夏のこと、またもや夜行列車にガタゴト揺られること13時間、ウッタルプラデーシュ州のラクノウへ行ってきました。

そう、ラクノウと聞いてピンと来たあなたは相当なマライカ通!ブロックプリントや手織物などをご紹介してきたこのブログにまだ登場していなかったもの、それは、、、

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手刺繍でーす(^O^)

ラクノウ刺繍は別名チカン刺繍とも呼ばれ、インド北部ウッタルプラデーシュ州の州都ラクノウで400年以上の長きに渡り受け継がれてきた伝統的な刺繍です。

さっそく工房におじゃましまーす!

最初に目に付いたこれ。

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あっ、木版ブロック!手刺繍の工房なのに??

不思議に思って聞いてみると、これは刺繍の下書きの線をつけるためなのだそう。デザインが決まったらまずはその模様に合わせて木版のブロックを作ります。倉庫には何百種類ものストックがあるそうですよ。ここでもまた、何から何まで手作りなんですね (^^)

この木版ブロックの判子を使って刺繍をする場所に印をつけていきます。

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テンポ良く、でもずれないように正確に。お兄さん、集中してます!

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はいっ、一丁あがり~!

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その線にそってひとつひとつ手刺繍がなされていきます。こちらは説明するまでも無く、手間と時間と根気のいる作業です。

ラクノウ刺繍の特徴といえばこのぷっくりとした立体感。

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裏側に糸を渡して模様を生み出していきます。

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表はぷっくり、裏はびっちり。素晴らしい出来栄えです!

刺繍をお願いしているラクノウ近郊の村へおじゃますると皆さん集まってくれました (^^)

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ベテランのお母さんの手さばき、はっやーい!

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よく見ると単純な線も何度も繰り返し刺繍されているのがわかります。葉っぱは本物の植物の葉脈のような向きで刺繍されていますよね。刺繍の技術はお母さんに教えてもらい、そして同じように娘さんにも教えていくそうです。こうやって400年間、刺繍の技術が受け継がれてきたんですね (^^)

街の工房やラクノウ近郊の村の家庭でひとつひとつ丁寧に手刺繍が施された商品は、針子さんによって表情が少しずつ異なるのもまた機械刺繍にはない手作りならではの魅力です。

そんなラクノウ刺繍のアイテムはこちら!

◎綿×麻コンビ ラクノウ刺繍ワンピース

◎綿×麻コンビ ラクノウ刺繍ポンチョプルオーバー

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◎コットンラクノウ刺繍クルタ

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贅沢に刺繍が施されていて、どちらもとっっっても素敵です (^O^)

これらの商品は全国のMALAIKAのお店のほか、マライカオンラインショップでも取り扱っております。(※売り切れ等で店舗・オンライン在庫が無い場合もございます。ご了承ください。)

春のラクノウ刺繍祭り、温かみのある手刺繍のお洋服で春を先取りして下さいね♪ソイヤ、ソイヤ!

それではまた次回です。フィルミレンゲー!

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