南インドに行ってきました ~工場見学編~

ナマスカール!インド担当Yです。

お久しぶりになってしまいました!

“ディワリが終わると寒くなる” というインドあるあるの通り、こちらインドも朝晩は急に冷えるようになり、冬の気配を感じています。

そんな中、先日南インドへ出張に行ってきました。

わたしの住んでいる北インドから2200キロ、うってかわってそこはまさに南国!

ワイキキにいます(^O^)v

IMG_1859 (768x1024)

と、思わずFacebookに投稿したくなるような、椰子の木とバナナに溢れた常夏の地です。

今回はMALAIKAのお洋服の生地やマットなど新商品を求めて、はるばる南インドのとある街へやってきました。

小さな工場が点在しているこの街には合わせて約50万台の織機があり、ここで織られた生地は世界中へと運ばれるそうです。

のどかな光景が広がります。久しぶりに見る田んぼの緑に新潟出身のインド担当Y、テンションアーップ!

DSC00818 (1280x853)

生地の工場を見せてもらいました。 織機がガシャンガシャンと小気味良いリズムで様々な生地を織っていきます。

DSC00789 (1280x853)

生地をチェックするお父さん、風呂上りでは無いですよー!DSC00825 (1280x853)

南インドの男性は、こんな風にルンギと呼ばれる布をスカートのように腰に巻いています。とっても涼しそうな、これぞまさしくスーパークールビズ !年間を通して蒸し暑い南インドならではの光景です(^^)

織機に使う糸をセットしているところ。

DSC00773 (853x1280)

”工場”というと日本の工場見学番組で見るような機械的で整然としたものを想像してしまいがちですが、このような手作業の工程もたくさんあります。

インドの生地に何かあたたかみや素朴さを感じるのは、そのせいかもしれませんね(^^)

そんなこんなでたくさんの工場を周り、生地の山に囲まれ、汗だくになって選んできました! 今回見つけてきた生地が素敵なお洋服となってMALAIKAのお店に並ぶのは来年の予定です。

店頭で商品を見かけた際には、風呂上りのお父さん・・・ではなく(笑)、のどかな南インドの光景を思い浮かべて下さいね。

さて、次回は南インド出張の後編として、食べ物や風景のことを書きたいと思います。 お楽しみに (^^)

それではまた次回です。フィルミレンゲー!

アジャラクプリントfromグジャラート州カッチ

ナマステ~!インド担当Yです。

今回は春に行った出張について書きたいと思います。

2月、インド西部グジャラート州カッチ地方のアジャラクプルに行って来ました。

デリーの空港から飛行機で一時間半、そこからさらに車で7時間走り、ようやくたどり着いたまさにインドの西の果て!
途中までは綺麗な高速道路だったのですが、まだ工事中のようで。後半は延々続く砂利道におしりが悲鳴をあげていました(^^;;

アジャラクプルの名前の通り、目的はアジャラクプリントの生地の仕入れです!

インドのグジャラート州からパキスタンのシンド州付近の二国にまたがったこの地域がアジャラクプリントの有名な産地で、プリントには藍、茜、ターメリックなどの天然染料による染色と木版のブロックプリントが使われています。

木版ブロックを手でトントンとリズムよく押していく職人さん。

CIMG2177

工房にはたくさんの木版があります。先祖代々使われてきたものでしょうか。

CIMG2179

手彫りの木版ブロック。ドット模様の部分には小さな釘が使われています。繊細な作りに、思わずほ~っと溜め息。

CIMG2182

プリントされた生地は、プールのような洗い場で叩きつけるように豪快に洗われます。洗濯機は使いません。これも手作業で行われています。

CIMG2189

生地を運ぶお兄さん。カメラ目線決まってます!(あ、奥のおじさんも!)

CIMG2167

おしりの痛みに耐えながらここまで来た甲斐があり、たくさんの素敵な生地を仕入れることができました。

あれから半年、生地はアジャラクプルからわたしたちの工場へと運ばれ、ワンピースになって、先日ついに日本へ到着しました~!!

はるばるインドの西の果てからやってきた、アジャラクプリントのワンピース。店頭でぜひお気に入りの一枚を見つけて下さいね (^^)

アジャラクプリント ボートネックワンピース  ¥4,800

IMG_1389

オンラインショップはこちらから♪

それではまた次回です!フィルミレンゲー!