ファラトプリント from ラジャスタン州

ナマステー!インド担当Yです。

今このお花が街のいろんなところで咲いています。

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近付くととってもいい匂い(^v^)

相変わらず日中は気温40度前後のジャイプール。人も道行く羊の群れも強い日差しの下ではもうぐったりなのですが、こんなに綺麗に咲いていられる植物の生命力はすごいですね!

先日、ファラトプリントをお願いしている村へオーダーをしに行って来ました。ジャイプールから西へ列車で5時間ほど、そこから更に二時間車を走らせたところにその村はあります。

そう今回も列車の旅!だったのですが、そこそこ空気をよめるインド担当Y、今回乗り物の話は自重したいと思います。ふがっ(悲しい鼻息)

村が近付いてきたところで、第一、そして第二THEインドのおじさん発見!

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わお!かっこいいー!都会ではあまり見ませんが村の方へ行くと白いクルタとドーティー、頭にターバンという伝統的な格好をしたおじさんをよく見かけます。

よく見たら前を走るトラックの荷台にもわんさかターバンのおじさん達が揺られていました(^^)

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そうこうしている間に目的の村に到着です。さっそくファラトプリントの工房を見せてもらいました。

ファラトプリントは主にラジャスタン州の西部で作られている伝統的な木版プリントの草木染めです。模様には草花や生活の中にある身近なものが使われていて、その素朴なかわいらしさが特徴です。

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この日は藍染の中でも、ダブという泥のペーストを使った防染プリントの真っ最中。

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そのダブのペーストが入ったトレイにはココナツの繊維が入っています。

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これがスポンジのような役割を果たし、木版のブロックに丁度良くペーストがつくようになっています。どこまでもナチュラルなものを使っているんですね(^^)

壁にはたくさんの木版ブロックが。約1000個もあるそうです!

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ペーストが乾いたら藍染の瓶(かめ)につけます。何十年もの間、継ぎ足しながら使われてきたものです。身長165cmのわたしがすっかり沈んでしまうほどの深さなのだそう。

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一度乾かしたら、もう一度瓶の中へ。2回染めることで深い藍色になっていきます。

その後うっかりダブのペーストを踏んでしまい、愛用のビルケンシュトックの重量が2倍になったところで重い足を引きずりながら洗いの工程へ。

洗い場だよ~!と連れてこられた場所。

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こ、これはどう見ても池、、、。どこまでもナチュラルです。ここで一枚一枚手洗いされているんですね。

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この村には水道が通っていない為、洗いの工程には自然の雨水や井戸水を利用しているのだそうです。

洗った後は地面に置いて乾かします。

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太陽の光と地面の熱、その両方を使って一気に乾かしていきます。その為、一年のうちで最も暑いこの季節がプリントには最適で、逆に天気の悪い日や雨季には作業をすることができません。この広場一面に布が広がることもあるんだとか!

木版のブロックを作っているところも見せてもらいました。

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おじいさんの熟練の技が光ります!

自然の染料と自然の力を使って手間暇かけて作られた伝統のファラトプリント。マライカでは次の秋物でお洋服が入荷する予定です。ただ今絶賛プリント中ですので、もう少々お待ち下さい!

いつの間にかみんな集まってきてました。

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子供たちもまた素朴でとってもかわいらしかったです(^O^)

それではまた次回です。フィルミレンゲー!

 

インドの車窓から <デリー・ジャイプール編>

ナマステー!インド担当Yです。

こちらインド、日中の気温はすでに40℃を超え、太陽がすぐそこにあるんじゃないかと思うほど強い日差しがじりじり照りつけています。

さて、このインドブログ、なんだか乗り物の話が多いな~と薄々気付いている方も多いとは思いますが、なんと今回も乗り物の話です。

でも今日は今まで一度もご紹介していなかった乗り物。何だと思います?そう、それは、、、、、列車でーす!!

はっ、溜める必要なかったですよね。インドの乗り物担当Y、またいつものように鼻息を荒くしてしまいました。

先日列車でデリーに行ってきました。電車ではなく、貨物列車のように引っ張られるタイプの列車です。

早朝のジャイプール駅。

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ホームの時計に注目です。朝5時29分!インドの皆さんは早起きだ~!

しばらく待っていると列車が到着しました。今日乗るのは、ダブルデッカーAC(エアコン)付き!なんか名前かっこいい!そして派手!新幹線MAXのような二階建て車両です。ふがふが!(鼻息)

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列車がまだ完全に止まりきらないうちに開きっぱなしのドアから皆さん乗り込んでいきます。全席指定なんですけどね、せっかち~(^^;

中はこんな感じです。座席は回転しないので、車両の両端から中央に向かって半分ずつ向かい合うように席が並んでいます。

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その車両中央の席が大当たりした私。

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この後、全然知らないインド人家族と仕切りのテーブルを囲んで箱根ロマンスカー状態でした。

車内ではチャイを売りに来たり、軽食も注文できます。ロマンスカー家族が食べていたブレッド&オムレツセットがとっても美味しそうでした(^^)

次は私も注文しよーっと!

それではここで世界の車窓から。今日はジャイプールからデリーを目指します。テレッレレーレレーレレー、レーレー、レー♪

のどかな風景が広がります。

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線路沿い、木で遊んでる子供たち。

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デリーが近づくと、

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線路ぎりぎり!というか、すでに一本超えちゃってる!その線路は今は使われていないと信じています。

そしてついに列車は目的地に到着。日本のようにメロディやアナウンスなどは一切無いので気を付けなければいけません。

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ジャイプールからデリーまでおよそ4時間半、バスや車の移動の時のような渋滞も無く、快適な列車の旅でした (^^)

最後に向かいの席だったお父さんが、私の網棚の荷物を降ろしてくれました。サンキュー!と言ってロマンスカー家族ともお別れです。

このお父さんとお母さん、終始にこにこ話していて、仲良しで楽しげな様子になんだか心がほっこり。

日本はゴールデンウィークが始まっていますね!移動が多いこの季節、たまにはいつもと違う乗り物を使ってみると、また新しい出会いや発見があるかもしれません (^^)

それではまた次回です!フィルミレンゲー!(またお会いしましょー!)

 

仕入れに行こう!キラキラテープ編

ナマステー!インド担当Yです。

なんだか暑くなってきたな~と思って天気予報を見てみたら、

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えっ!ほこり35℃?現在、晴れ時々ほこり?!

天気予報に対する新しい概念を得ました。いよいよ40℃超え間近のインド・ジャイプールです (^^)

先日、東京の本社より指令を受けてジャイプールの街へ仕入れに出掛けてきました。

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商店が並ぶ旧市街は常にこんな感じなのですが、ひるまずに先へ進んでいきます。昔は東京の人混みさえ苦手だった雪国出身の私ですが、今ではどんな人混みも大丈夫!どんと来い、満員電車!

そうこうしているうちにお目当ての店に到着です。ここはインドのテープ屋さん。インドらしいキラキラテープがたくさん売っていますよ~(^^)

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女性で賑わう店先。

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こんな風にスカートや生地を持ち込んで、それに合うテープを量り売りで買うことができます。真剣な表情で熱い議論が交わされていました。女性にとってのおしゃれとはまさに真剣勝負なのです。

私は倉庫の方も見せてもらうことに。狭い階段を昇っていった先には、、、

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こ、これはまるで、テープの宝石箱や~!!

なんだか使い方間違ってるような気もしますが、宝探しのスタートです。閉め切られた室内は、これこそほこり35℃、いやほこり40℃ぐらいあったかもしれません (^^;

しかし、人混ミニモ埃ニモ夏ノ暑サニモ負ケナイ丈夫ナ体ノインド担当Y、張り切って選んできましたよ~!

その一部がこちら!

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今回買い付けたこれらのテープは布・パーツ専門店のマライカ浅草橋店 (http://www.malaika.co.jp/shoplist/asakusabashi.html) にて取り扱いの予定です。

(現地仕入れの一点ものの為、売り切れや在庫切れの場合がございます。ご了承下さい。)

マライカ浅草橋店ではインドのみならず、タイやインドネシア、ネパール、中南米、アフリカなどマライカでおなじみの世界各国から仕入れた生地やテープ、ボタン、パーツ、手刺繍の布なども豊富に取り揃えております。

これはまさに素材の宝石箱や~!!と叫んでしまうこと間違い無しですよ。ご来店お待ちしております(^^)

さあ、正しい使い方ができたところでまた次回です。それでは皆さま、フィルミレンゲー!

デリーに行こう!

ナマステー!インド担当Yです。

こちらインドは初夏の陽気。暑過ぎず、さわやかな風が吹いています。

まだ寒かった東京から戻って来た私。あーいい天気!サイッコーだね!とこちらの皆さんに言ったら、そんなこと言ってられるの今のうちなんだから、、、と不敵な笑みを浮かべられてしまいました。

もうすぐ本格的な夏がやってきます。

さて先日ですが仕事でデリーに行ってきました。デリーはインドの首都で人口は約1700万人、南アジアを代表する都市のひとつです。

デリーといえば気になるのがこれ!

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まったく知らない方々ですがカメラを向けたら素敵な笑顔、そしてこれが噂のニューリキシャーです!定員は乗れるだけ!サイッコーだね!!

はっ、自称・撮りオートリキシャーのインド担当Y、興奮でまた皆さんを置き去りにするところでした。

リキシャーといえば、大きく二つ。サイクルリキシャー(自転車タクシー)とオートリキシャー(三輪自動車タクシー)に分けられます。 そこにもうひとつ2~3年前から新たに登場したのが、バイクにカートがついたタイプのニューリキシャーです。丁度ふたつのリキシャーの中間のような存在で、運賃もだいたいそのぐらいなんだとか。

普段外に出掛けて、こんなゴルフ場か遊園地か!みたいな乗り物で公道を走って家までワイワイ帰れたら、楽しいでしょうね~(^^)♪

もちろんサイクルリキシャーも未だ現役。

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牛車もあれば、

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人力車も!

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いや、これはちょっと違うか、、、

さらに普通の自動車、トラック、バスにバイク。様々な乗り物が入り乱れ、クラクションが鳴りまくる大都市デリーの道路は、いつだって慌しくて目が回ってしまいそう!

そんなときは道路沿いの自転車アイス屋さんで一息です。すみませーん、マンゴーアイスくださ、、、

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うん、そのアイスケースの上が冷たくて昼寝にぴったりなのはわかるよ、わかるんだけどお兄さん、アイス、、、、

慌しさと大らかさ、新しいものと古き良きもの、いろんな顔をもつデリーの街並みはいつ行っても見飽きることがありません (^^)

それではまた次回です!フィルミレンゲー!

 

山羊革小物 from コルカタ

ナマステー!インド担当Yです。

雑貨ファンの皆さま、お待たせしました!今日はマライカの定番アイテムでもある山羊革の小物をご紹介します。

マライカと長いお付き合いの工房を訪ねて、コルカタ郊外の村へ行った時のお話。

ヤシの木です(^o^)v

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はっ、また書いてしまいました!ヤシの木を見るとついテンションが上がって写真を撮ってしまう、雪国出身のインド担当Yでございます。

コルカタはインドの東に位置し、最高気温は年間を通して25度以上という冬でも過ごしやすい暖かい地域。インド3番目の人口を誇る大都市でもあり、お隣のバングラデシュまで50キロという、インドの東の端でもあります。

コルカタの中心部から車で一時間程走り、細い路地を抜けた先に工房がありました。さっそく見学スタート!おじゃましまーす!

まずは山羊革をカットします。カッターで一枚ずつ型紙にそって切り抜いていきます。

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裁断が終わったら模様付け。これが模様の型です。一番右のフクロウは見たことがある方も多いのでは?(^^)

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この型の上に裁断した革を乗せてはさみ、

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機械でプレス!圧力をかけて革に凹凸の模様をつけていきます。

お次は色付けの作業。

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小さなスポンジに染料を含ませ、先ほどつけた凹凸の模様にそって一つ一つ丁寧に色を塗っていきます。

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細かい部分まで丁寧に色付け。

色付けしたらオイルを塗り、全体に再び圧力をかけてつやを出します。上の重りのついた部分をプロペラのように勢い良く回すと下の石盤が動いて、間に挟んだ革に強い圧力がかかる仕組み。

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お兄さんの頭上をびゅんびゅん通過するボーリングの球(のような重り)。ひゃ~!頭ぶつけないでね!

その後、縫製やのり付け、ニスで仕上げる作業、いくつもの行程を経て完成です。

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ほとんど全ての行程が今も手作業で行われているんですね (^^)

東インドの村で作られているこの山羊革シリーズは、素朴な柄やカラフルな色合いが魅力です。それはまるでこの工房で働く職人さん達の人柄や、明るく降り注ぐコルカタの太陽を表しているよう。

ひとつひとつ丁寧に、時に頭上のボーリング球の危機に晒されながら(!)作られた山羊革の小物たち。全国のマライカのお店でぜひご覧になって下さいね (^^)(※一部取り扱いの無い店舗もございます。)

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それではまた次回です。今日はコルカタのベンガル語で、

コダハフェジー!(さようならー!)

 

手織りショールの村@グジャラート州カッチ

ナマステー!インド担当Yです。

先週、日本は大雪のバレンタインデーだったようですが、皆さまご無事でしたでしょうか?

インドでは、「日本は120年ぶりの大雪です!」と報道されていた模様。

またまた~日本のニュースにそんな情報無かったよ?とネットで調べてみたら、なんと約120年前の明治時代にも2週連続の大雪があったとか!疑ってゴメンナサイ(^^;

そういえば去年のバレンタインデーは何してたんだっけ?と思い返してみたら、、、

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インドの西の果てにいたんでした。牛さんに見つめられながらバターミルクを頂いていたんでした。フレッシュかつさっぱりしていて美味しかったよ、ありがとう牛さん!

インド最西端、グジャラート州のアジャラークプリントの村に生地の仕入れに行った際、近くの手織りショールの村にも寄って工房を見学させてもらいました。

(アジャラークプリントのお話はこちらです→ http://www.malaika.jp/blog/india/?p=33  )

この村では村人が糸を紡ぎ、ショールを織っています。

夏には気温が40度以上まで上がるこの地域、作業部屋はとても開放的。

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職人さんが機織り器でひとつひとつ丁寧に仕上げていきます。ショールが、カタンカタンと一定のリズムで織られていきます。

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特に模様の部分には代々受け継がれてきた職人技が光ります! 設計図や下書きはありません。頭の中にすっかり図案が入っているんですね(^^)

ここで2度目の登場となったグジャラート州についても少しご紹介します。

お昼休憩でよった高速道路のサービスエリアにて、壁に書かれたフードメニュー。あ!ヒンディー語独特のあの横棒、書き忘れてるー!

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と思ったら、こちらはグジャラート語なのだそう。グジャラート州ではヒンディー語の他にグジャラート語が話されています。

食べ物関係でいえば、ここグジャラート州はインドで唯一の禁酒州でもあります。日本で例えるなら、関東地方ではお酒が飲めるけど東北地方に一歩足を踏み入れた瞬間、はい禁酒!飲んだら入るな、入るなら飲むな!といった感じ、、、ちょっと違うかも?(^^;

でもとにかく街はもちろん、ホテルのレストランにもお酒メニューは一切ありませんでした。暑いのに、暑くて喉が渇いてビールにぴったりな気候だというのに!

それと、手紡ぎ・手織りの生地カディをインドに広めたインド独立の父、マハトマ・ガンディーはグジャラート州の出身です。

インド担当Yはこれからもまだ見ぬインドの素晴らしい手仕事や、MALAIKAに来て下さる皆さまに喜んでいただける商品を求めてどこまでも、インドの果てまで行ってQ!の所存であります。(そう、例えそこにビールが無くたって、、、!)

はっ、少し心の声が漏れてしまってガンディーさんに怒られそうですが、グジャラートで見つけたショール、早くご紹介できる日が来るといいなぁ~ (^^)

それではまた次回です。今日はグジャラート語で、

いつもブログを読んでくれて、タマーリー マヘルバーニー!(ありがとー!)

 

ピンクシティ☆ジャイプール 2

ナマステー!インド担当Yです。

ある日、家を出てみたら、

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あっ、ラクダ!

ジャイプールにはこんな風にラクダがたくさんいます。重い荷物を運ぶのに大活躍の頼れる存在です。

この後、小一時間ほど駐車ならぬ駐ラクダされてました。大人しく待つこともできるお利口さんでもあります(^^)

さて前回に引き続きジャイプールの見所をご紹介したいと思います!

今回はジャイプールの映画館、ラジマンディール。

\みなさーん!ここがわたしの一番のおすすめスポットでーす!/

はっ、インド映画好きの担当Y、ついつい声を大にして叫んでしまいました。さあ行きますよ、私に付いてきて下さーい!

と、その前に。ラジマンディールの近くにはマクドナルドがあります。長いインド映画の前にはここで腹ごしらえしても良いかも。チキンマハラジャマックバーガーセット下さい!

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いわゆるインド版ビッグマックセットです。インドらしくちょっとスパイシーでボリューム満点!

インドでは牛は神聖な動物として大事にされています。そのためインドのマクドナルドには基本的にはチキンバーガーとベジタブルバーガー、フィレオフィッシュしかありません。

お腹がいっぱいになったらレッツゴー!外観はこんな感じ。レトロでかわいいんです。そしてここもやっぱりピンク!

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チケットは外の窓口で買います。男女別々の列に並びます。間隔せまっ!

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チケットを買ったら入り口へ。重い扉の向こうは、、、

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別世界~!初めて行ったとき、私は一瞬で心を奪われてしまいました。絨毯が敷かれたロビーにはまるでシンデレラが降りてきそうな階段が。

上映時間が近づいたら席へ向かいます。豪華客船のような階段を上がって、この日は二階席へ。

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大きなスクリーンと昔ながらのどん帳。

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中もかわいらしい作りになっています。広めでふっかふかの座席に座れば、気分はすっかりプリンセス(^^)

ここは建物の作り自体も素晴らしいのですが、インド映画独特の観客の歓声や一体感が大いに感じられる映画館でもあります。同じインドの映画館でもシネコンのようなところに行くと皆さん結構大人しく見ていたりするのですが、ここはいつ行っても大盛り上がりでとっても楽しいんです!

「チャルターヘーキャー ノウセーバーラ?」これはインドの歌の歌詞で、直訳すると「夜9時−12時の映画を見に行きませんか?」つまり、レイトショーを観に行こうよ!というデートの定番の誘い文句です。

映画デートでもしこんなところに連れてこられたら、もう乙女心鷲掴みですよね~!!

ん?このフレーズ前回も使ったような、、、

という訳で、インドへご旅行の際にはピンクシティ改め乙女心鷲掴みシティ、かどうかはわかりませんが(笑)、見所いっぱいのジャイプールにぜひ遊びに来て下さいね (^^)

それではまた次回です。フィルミレンゲー!

 

ピンクシティ☆ジャイプール

ナマステー!インド担当Yです。

タイ駐在ブログの数字のお話、国によって数字もいろいろですね!55555~!

インドでは日本の「どんぐりの背比べ」的な意味で、ほとんど差が無い状態を「ウンニース・ビース(19・20)」と言います。うん、確かに9と10では差を感じるけど19と20はどっちでもいいような気がする!(あくまでわたしの主観です)

でも日本では19歳と20歳では大きく違うから、日本人にはあまりしっくりこない言い回しかもしれませんね (^^)

今日は、気づけば一度も紹介していなかった(!)我が街ジャイプールの観光案内をさせて頂きます!

まずはこちら!ピンクシティ・ジャイプールのシンボル的存在、ハワーマハル。

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ハワーはヒンディー語で風。953個ある小窓から風を取り入れ、暑い時でも中は涼しい状態に保たれるようなつくりになっています。遠い昔、宮廷の女性達はこの小窓から街や祭りの様子を見て楽しんでいました。

ジャイプールの旧市街の建物はこのハワーマハルのようなピンク色に塗られています。昔、イギリスの王子様がジャイプールを訪れた際、歓迎の意味を込めて街の建物をピンク色に塗ったのだそうです。ピンクは当時のイギリスの王女様が好きな色だったから、という説もあるとか。

いや~インドのマハラジャ(王様)らしい大胆かつ壮大なサプライズ!実際に訪れたのは王子様だったようですが、こんなことされたら乙女心鷲掴みですよね(^^)

今でも残る旧市街のピンク色の街並みと、商店の軒下に飾られた布やきらきらしたアクセサリー。異国情緒たっぷりの色とりどりの世界は王女様でなくても乙女心がわくわく騒いでときめくものです。

お次は、アンベール(アーメール)城。丘の上に建つ大きなお城です。2013年、富士山と時を同じくして世界遺産に登録されました。

細かな装飾がされた豪華なお城の門。

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お城の中。

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インド国内からの旅行者も多い人気の観光地です。お兄さんキメキメ!

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観光客に写真を撮って~!と言われたので撮ってあげたら・・・あっ!

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大盛り上がりでした。みんなで旅行は楽しいよね (^^)

その近くにあるナルガール要塞。こちらも丘の上にあるのでジャイプールの街並みが一望できます。

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まるで空へと続いているような道。

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昔は壁にあいている穴から外へ銃を向け、アンベール城を守っていたんですね。

ここにはレストランがあって夕焼けや夜景を見ながらビールを飲むことができると聞いたことがあります。この日は時間が無くて寄れなかったけど、いつか行ってみたいな~(^^)

アンベール城やナルガール要塞に行く途中には水の宮殿も見ることができます。

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こちらはマハラジャが夏用にと作った宮殿だそうです。湖の真ん中に別荘を建てちゃうなんて、やっぱり大胆!!現在は使われていませんが、道路側から美しい景色が見られます。

ジャイプールには他にもジャンタルマンタルやシティパレス、ラジマンディールなど見所たくさん!大好きなこの街の魅力をまた少しずつご紹介していきたいと思います (^^)

それではまた次回です。フィルミレンゲー!

 

南インドに行ってきました ~風景編~

ナマステー!インド担当Yです。

今回は南インド出張の風景編です。

最初に入ったバナナの葉っぱのレストランにて。

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私「SPL?これ何?おすすめ?」

同行インド人スタッフ「なんだろうね?全然読めない(^^)」

私「えっ!!」

南インドは北インドのヒンディー語ではなく、タミル語など別の言葉を使います。そのためインド人同士でも会話に苦労するのは当たり前の光景なのですが、びっくりするのは文字まで違うということ。

同じインドなのにまるで外国に来たみたい!

これは街の看板。ボーダフォン?くるんくるんしていてかわいらしい文字です。

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日本にも地方によって方言がいろいろありますが、文字は全国共通で不便も無く本当に良かったです(^^)

お次はこちら、黄色いオートリキシャー!

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オートリキシャーとはインドの三輪タクシーのこと。インドの乗り物好きで、撮り鉄ならぬ、撮りオートリキシャーのインド担当Y、インド各地で現地ガイドさんの「何が珍しいの?」という目線を感じつ つオートリキシャーの写真を取っている訳ですが、初めて見る黄色モデルに田んぼ以来の大興奮!(^^)

トラックも黄色です!バナナの色かな?

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南国の明るい日差しにバナナカラーがよく映えます。

バスもど派手。

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乗り物番外編、雄牛。角が立派です。かっこいい~!

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オートリキシャーやバイクが行きかう細くて狭い路地では、荷物を運ぶのに大活躍です。

街角ではお花が売られています。

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南インドの女性は、髪にお花を飾ります。そういえば、工場でも。

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街でも。

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映画でも! これは、南インドが舞台の大ヒット映画『CHENNAI EXPRESS』

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生花を髪に飾るなんて、贅沢~*(^^)*  きれいなものを身に付けて楽しむ、という素朴で純粋なおしゃれ心がとっても素敵です。

今回はいろいろな工場を周り、生地や新しいマット、ベッドカバー、たくさんの仕入れをしてきました。 はるか遠い日本の皆様の手元に無事到着することを祈りつつ、喜んでもらえる日を夢に見つつ、、、さよなら南インドー!

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それではまた次回です。フィルミレンゲー!

南インドに行ってきました ~食べ物編~

ナマスカール!インド担当Yです。

今回は南インド出張の第二弾、食べ物編です。

南インドに着いて最初に入ったレストランで定食を頼んだら、いきなりベロッとテーブルに敷かれたこれ。

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え!葉っぱ!

フレッシュなバナナリーフ。これがお皿の代わりです。

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その後、何種類かのカレーやダヒ(ヨーグルト)、ライスが運ばれてきました。これをお好みで混ぜていただきまーす(^O^)

南インドの定食は「ミールス」と呼ばれ、北インドのチャパティやナンの小麦文化とは違い、お米中心の食文化です。その為お米に合うサラサラしたカレーが多いようです。

これは「朝定食」的な朝ミールス。

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左下はお粥のようなものでした。ノースパイスの優しい味。右下の白い丸いのはお米の粉でできた蒸しパンのイドリー。サンバルと呼ばれる酸っぱ辛いスープにつけて食べます。

真ん中にあるドーナツみたいなものは初めて食べたのですが、豆腐ドーナツのような?がんもどきのような?感じで美味しかったです(^^)

お次はこちら、マサラドーサ。

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インドならどこでも食べられますが、もともとは南インドの食べ物です。豆と米の粉をうすーくパリパリのクレープ状に焼いたものの中に、カレー味のポテトサラダのようなものが入っていて、ココナッツやスパイシーなマサラソースにつけて食べます。ボリューム満点!!

お腹いっぱいになったら、食後に甘いミルクコーヒー で一息。

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ん?小さな金だらいみたいなのに入ってる・・・

カップの中のコーヒーをこの金だらいのような受け皿に移し変え、それをまたカップに注いだりして、少し冷ましてから飲みます。

以前、西インドのグジャラート州に行ったとき、ドライバーさんがカップとソーサーで出てきたチャイをソーサーに移し変えて、優勝したお相撲さんのように飲んでいてびっくりした訳ですが、場所は違えどやり方は同じ。インド流の冷まし方なんですね(^^)

最後に南国といえばやっぱりこれ!ココココーコーコーコナーッツ♪

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なたで穴をあけてストローをさしただけのフレッシュ&ワイルドなココナッツジュース。ほんのり甘くて美味しいんです。飲んだ後はふたつに割って中身を食べます。

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中身は寒天のような食感でした。スパイシーなもの、あまーいものが多い中、ココナッツの自然な甘さにホッとしました~(^^)

北と南では食べ物でも違いがたくさん!インドは本当に大きな国です。お米中心の食事なので日本人には南インドの方が合うかも~!とわたしの胃が主張しておりました。

インドの本格スパ、アーユルヴェーダの本場も南インドと言われています。いつか癒しを求めてのんびり南インド旅行、、、夢のようです(^^)

さてさて書くこと盛りだくさんの南インド。次回は風景の写真などなど載せたいと思います。

それではまた次回です。フィルミレンゲー!