南インドに行ってきました ~食べ物編~

ナマスカール!インド担当Yです。

今回は南インド出張の第二弾、食べ物編です。

南インドに着いて最初に入ったレストランで定食を頼んだら、いきなりベロッとテーブルに敷かれたこれ。

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え!葉っぱ!

フレッシュなバナナリーフ。これがお皿の代わりです。

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その後、何種類かのカレーやダヒ(ヨーグルト)、ライスが運ばれてきました。これをお好みで混ぜていただきまーす(^O^)

南インドの定食は「ミールス」と呼ばれ、北インドのチャパティやナンの小麦文化とは違い、お米中心の食文化です。その為お米に合うサラサラしたカレーが多いようです。

これは「朝定食」的な朝ミールス。

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左下はお粥のようなものでした。ノースパイスの優しい味。右下の白い丸いのはお米の粉でできた蒸しパンのイドリー。サンバルと呼ばれる酸っぱ辛いスープにつけて食べます。

真ん中にあるドーナツみたいなものは初めて食べたのですが、豆腐ドーナツのような?がんもどきのような?感じで美味しかったです(^^)

お次はこちら、マサラドーサ。

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インドならどこでも食べられますが、もともとは南インドの食べ物です。豆と米の粉をうすーくパリパリのクレープ状に焼いたものの中に、カレー味のポテトサラダのようなものが入っていて、ココナッツやスパイシーなマサラソースにつけて食べます。ボリューム満点!!

お腹いっぱいになったら、食後に甘いミルクコーヒー で一息。

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ん?小さな金だらいみたいなのに入ってる・・・

カップの中のコーヒーをこの金だらいのような受け皿に移し変え、それをまたカップに注いだりして、少し冷ましてから飲みます。

以前、西インドのグジャラート州に行ったとき、ドライバーさんがカップとソーサーで出てきたチャイをソーサーに移し変えて、優勝したお相撲さんのように飲んでいてびっくりした訳ですが、場所は違えどやり方は同じ。インド流の冷まし方なんですね(^^)

最後に南国といえばやっぱりこれ!ココココーコーコーコナーッツ♪

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なたで穴をあけてストローをさしただけのフレッシュ&ワイルドなココナッツジュース。ほんのり甘くて美味しいんです。飲んだ後はふたつに割って中身を食べます。

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中身は寒天のような食感でした。スパイシーなもの、あまーいものが多い中、ココナッツの自然な甘さにホッとしました~(^^)

北と南では食べ物でも違いがたくさん!インドは本当に大きな国です。お米中心の食事なので日本人には南インドの方が合うかも~!とわたしの胃が主張しておりました。

インドの本格スパ、アーユルヴェーダの本場も南インドと言われています。いつか癒しを求めてのんびり南インド旅行、、、夢のようです(^^)

さてさて書くこと盛りだくさんの南インド。次回は風景の写真などなど載せたいと思います。

それではまた次回です。フィルミレンゲー!

南インドに行ってきました ~工場見学編~

ナマスカール!インド担当Yです。

お久しぶりになってしまいました!

“ディワリが終わると寒くなる” というインドあるあるの通り、こちらインドも朝晩は急に冷えるようになり、冬の気配を感じています。

そんな中、先日南インドへ出張に行ってきました。

わたしの住んでいる北インドから2200キロ、うってかわってそこはまさに南国!

ワイキキにいます(^O^)v

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と、思わずFacebookに投稿したくなるような、椰子の木とバナナに溢れた常夏の地です。

今回はMALAIKAのお洋服の生地やマットなど新商品を求めて、はるばる南インドのとある街へやってきました。

小さな工場が点在しているこの街には合わせて約50万台の織機があり、ここで織られた生地は世界中へと運ばれるそうです。

のどかな光景が広がります。久しぶりに見る田んぼの緑に新潟出身のインド担当Y、テンションアーップ!

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生地の工場を見せてもらいました。 織機がガシャンガシャンと小気味良いリズムで様々な生地を織っていきます。

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生地をチェックするお父さん、風呂上りでは無いですよー!DSC00825 (1280x853)

南インドの男性は、こんな風にルンギと呼ばれる布をスカートのように腰に巻いています。とっても涼しそうな、これぞまさしくスーパークールビズ !年間を通して蒸し暑い南インドならではの光景です(^^)

織機に使う糸をセットしているところ。

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”工場”というと日本の工場見学番組で見るような機械的で整然としたものを想像してしまいがちですが、このような手作業の工程もたくさんあります。

インドの生地に何かあたたかみや素朴さを感じるのは、そのせいかもしれませんね(^^)

そんなこんなでたくさんの工場を周り、生地の山に囲まれ、汗だくになって選んできました! 今回見つけてきた生地が素敵なお洋服となってMALAIKAのお店に並ぶのは来年の予定です。

店頭で商品を見かけた際には、風呂上りのお父さん・・・ではなく(笑)、のどかな南インドの光景を思い浮かべて下さいね。

さて、次回は南インド出張の後編として、食べ物や風景のことを書きたいと思います。 お楽しみに (^^)

それではまた次回です。フィルミレンゲー!

HAPPY DEWALI !

ハッピーディワリ!インド担当Yです。

インドのお祭りシーズンもいよいよ終盤!
11月3日はインドの二大祭りのひとつ、ディワリ(ディパワリ)でした。

ディワリは別名「光のお祭り」とも呼ばれるインドのお正月のようなものです。
光を一晩中灯して、美と富の女神ラクシュミを家に招きいれ、富と家族の幸運を願います。

ディワリ前には、家や会社の大掃除、飾り付け、ディワリギフトと呼ばれるプレゼント、ディワリ用のスイーツに神棚の準備に、もう大忙し!

大掃除に鏡餅、しめ縄、お年玉、おせちの準備・・・のような、日本のお正月前とまったく同じ光景が繰り広げられます。

そして迎えたディワリ当日。
「ハッピーディワリ!」「ハッピーディパワリー!」とご挨拶。
日が暮れた頃、いよいよ光のお祭りの始まりです。

家の前にランゴリと呼ばれる飾り付けをし、キャンドルに火を灯します。

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ラクシュミ様~こっちですよ~!ここに家がありますよ~!とお知らせするものです。

数日前から街はイルミネーションで彩られます。まさに日本のクリスマス!これはホテルかな?キラッキラです。

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家では神棚の前に家族が集まり、お供えをしてお祈りの儀式。

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お経のような賛美歌のような、ディワリの歌をみんなで歌います。
ジェイ、ラークシュミーマーター(^O^)♪

さあ、お祈りが終わった後は、お待ちかねの花火&爆竹ターーーイム!
子供も大人も大はしゃぎで盛り上がります。

インドのおうちは基本、石やレンガ造りなので、こんな大胆にやっちゃいます。それにしても塀の上って!!

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インドにはただ爆発するだけの花火もあります。
みんなの「フゥーーッ!」という盛り上がりも、わたしの「ひぇーーっ!」という叫び声もかき消されるバァーーーン!!!というすさまじい音!音!音!!!

鼓膜と心臓の弱い方は、この時期のインド旅行は控えた方がいいかもしれません・・・ (^^;

空には街中で上がる色とりどりの打ち上げ花火。夜中までこの調子で盛り上がります。

お正月の準備は同じでも、除夜の鐘がゴォーーーンと鳴り響き、おそばをすする、日本の厳かな年明けとは全然違いますよね(^^)

でも故郷に帰って、家族揃って家内安全を祈りつつ新しい年を迎えるのは同じです!
花火のようにキラキラ弾けたみんなの笑顔を見ていたら、わたしも日本にいる家族に会いたくなってしまいました。

さあ、日本より一足お先にインドの新年のスタート!
皆さまに素敵な商品をお届けできるよう、また心新たに頑張るぞ~p(^^)q

それではまた次回です。フィルミレンゲー!

みんな大好き☆メヘンディ

ナマスカール!インド担当Yです。

インドはお祭りシーズン真っ只中。
今週はイスラム教のバクラーイードというお祭りがありました。

そんなお祭りやおめでたい事があるときに欠かせないのがメヘンディです。
古くから幸運を呼ぶ力があるとも言われており、女性達はメヘンディをして特別な日を楽しみます。

メヘンディとは、ヘナという植物をペースト状にしたものを使って手や足に模様を描いて染める、いわばインスタントタトゥーのようなもの。
植物の色素を使っているので肌に優しく、模様は10日ほどで自然に消えていきます。

先日、知り合いのお宅にお邪魔したとき、そこの娘さんがやってあげるー!と描いてくれました。

ヘナペーストを使ってスイスイ描いていきます。下書き無しですよ~、すごい!

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真剣な横顔。上手だねー!と感心しっぱなし。

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そして30分後、描き上がりました!

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このまま触らないように注意してヘナペーストが乾燥するのを待ちます。

乾き始めたら、もうひと工夫。
レモン汁にお砂糖を加えたものを布に染み込ませて上から軽くポンポンたたきます。
そうすることで出来上がりの発色が良くなるんだとか。

そして約2時間後、ヘナペーストが乾いたらかさぶたを剥がすような感覚で手でぽろぽろ取っていきます。

剥がす前。

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剥がした後。直後はこんなオレンジ色ですが、だんだんと色が濃く変化していきます。

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翌日。メヘンディの完成です!!

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みんな、「スンダル!(きれいね!)」と言ってくれて、とっても嬉しかったです(^^)

強く洗ったりこすったりしなければ、だいたい2日後に最も色が濃くなります。写真では色の薄い腕の部分も、このあともっとくっきりと模様が出てきました。

インドでは大人も子供もメヘンディが大好き!
お祭りやおめでたい事のある特別な日はもちろんですが、何でもない日でもみんな自由にメヘンディをして、おしゃれを楽しんでいるように見えます。
ちょうど日本の女性が普段からいろいろなネイルを楽しんでいるような感覚ですかね。
女子のおしゃれにかける情熱は万国共通です!

今日たまたま手のひらにメヘンディをしてる男性がいて、どうしたのか聞いたら「奥さんがやったんだよ~」ともじもじ答えたので、ラブラブか!と突っ込んでやりました。
夫婦の愛情も万国共通ですね(^^)

メヘンディに使うヘナペーストはMALAIKAの店舗でも扱っております。(一部、取り扱いの無い店舗もございます。)
ここまで大胆なものじゃなくても、腕や足にさりげなくワンポイントのメヘンディも素敵ですよね。ぜひ一度お試し下さい(^^)

それではまた次回です。フィルミレンゲー!

お祭りシーズン到来!

ナマスカール!インド担当Yです。

こちらインドはお祭りシーズンを迎えております。
きのう10月13日はヒンドゥー教のお祭り、ダシェラでした。

ダシェラとはインドの有名な叙事詩『ラーマーヤナ』にちなんだもので、ラーマ王子が悪魔たちと戦い、勝利したことをお祝いする10日間のお祭りです。

時を同じくして、ナヴァラトリという、こちらもヒンドゥー教の女神を祭るプージャ(お祈りの儀式)が始まっていて、期間中は一日一食だけの断食をする人もいました。まだまだ暑いのにご飯を食べないなんてバテちゃいそうです (^^;

虎に乗った戦いの女神、ドゥルガーのプージャ。

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この期間は何か物事を始めるのに良い時期とも言われているそうで、近所でもいろいろと新しいお店がオープンしていました。

さて肝心のダシェラはというと、、、なんと今年は私の住む家の近くでは行われませんでした!ががーん!!
なので、こちらの資料写真で許してください m(_ _)m

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神話に習って、悪魔に見立てた大きな張りぼての人形を爆竹と花火で盛大に燃やしてしまいます。悪魔退治だー!

昨年、目の前でみたダシェラはもっと小規模なものでしたが、
バチバチ、パンパンパーン、ドドーーーン!!!
と大量の火薬と共に大きな人形が目の前で燃え上がる様は、迫力&スリル満点でした。

『ラーマーヤナ』は一説には桃太郎の原作になったとも言われているそうです。
見た目はだいぶ違いますが、日本との繋がりを感じて嬉しい担当Yでした(^^)

ダシェラの20日後には、いよいよヒンドゥー教の光のお祭り”ディワリ”を迎えます。

それではまた次回です。フィルミレンゲー!

マサラムービー!

ナマステー!インド担当Yです。

お休みの日にインド映画を観に行ってきました。

映画の本場ムンバイ(ボンベイ)がハリウッドならぬボリウッドと呼ばれるほど、インドは映画産業が盛んであり、最大の娯楽とも言えます。

料金は190ルピー(およそ300円)でした。購入時に席が決まります。ちょっと絆創膏風なチケット。

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さて、今日観るのはこちら!

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どんな映画なんだろー!アクションかな?わくわく(^^)

館内には映画のポスターや売店が。

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映画館といえば!のバケツ型のバターポップコーンなんかも買えます。日本と同じですよね(^^)

では何が違うかといえば、まず映画自体の長さでしょうか。

一本がおよそ2時間半から3時間もあり、前編と後編に分かれていて間に必ず15分ほどの休憩があります。

その長い本編は、笑いあり、涙あり、アクションあり、ラブ、サスペンス、歌にダンス、何でもあり(笑)、
インドの映画は単純に「映画」というよりもまるでショーを観ているかのような、てんこ盛りおなかいっぱいのエンターテインメントなんです!!!

はっ!映画好きの担当Y、つい熱くなってしまいました (^^;

今日見たものはというと、全編ヒンディー語なので正直細かいところまではわからないのですが、コメディシーンに国境無し!
インドの人々と一緒にいっぱい笑いましたー!

あともう一つ、日本とインドの映画の違いといえば最後です。

エンドロールが流れ始めて場内が明るくなった瞬間、全員立ち上がり一斉にぞろぞろ出て行きます。
日本のようにエンドロールを見ながらゆったり余韻に浸る人はいません。
何なら、エンディングだなーと気づいた瞬間、まだ終わってないのに喰い気味に出ていく人もいるくらい!

文化の違いもまたおもしろい、インド映画なのでした。

インドへご旅行の際には本場のマサラムービーを体感しに、ぜひ映画館へ足を運んでみて下さいね(^^)

それではまた次回です!フィルミレンゲー!

インドの定食、ターリー

ナマステー!インド担当Yです。

雨季が過ぎたインド、しかしまだまだ暑い日が続いております。

日本は涼しく秋めいてきた頃でしょうか?
脂の乗ったサンマに大根おろし、かぼすをキュッとしぼって・・・、あー食べたい!!

という訳で今日は食べ物のお話を。

インドの食べ物といえば、やっぱりカレーですよね!

カレー数種類とナンやライス、デザートまでついた、日本でいう”A定食”や”幕の内弁当”のようなセットメニューを北インドではターリーと呼びます。

これは先日ショッピングセンターのフードコートで食べた今風のターリー。

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白いトレイの右上が豆のカレー、ダール。日本でいうお味噌汁のような定番の存在です。

下は野菜のカレーが2種類とインドの長いお米のライス。

左上の三角コーンのように立っているのはパパルというパリパリのおせんべいのようなもので、隣は付け合せの玉ねぎのピクルスです。

それと上のお皿にナン、その後ろ隠れて見えないのですが全粒粉の薄焼きパンのチャパティ。

右隣のカップに入っているのが甘い甘いデザート、グラブジャムーン。揚げドーナツのシロップ漬けのようなもので、一説には世界一甘い食べ物と言われており、しかもこれホットなんです!甘さ倍増ー!!

とはいえ、やっぱりインドのカレーは世界一美味しいです!

一口にカレーといっても、具材や味付けの違いでいろいろなバリエーションがあり、毎日食べても飽きません。

食べ物が出てくるとすぐに手をつけてしまい、写真を撮り忘れがちなインド担当Yですが (^^; 日本とまったく違うインドの食文化について、これからも少しずつご紹介していきたいと思います。

最後にもうひとつ、私の大好物ラッシー。

飲むヨーグルトみたいなもので、濃厚かつさっぱりした自然な甘さがとっても美味しい!

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ここはジャイプールの有名なラッシー屋さんで、こんな風に素焼きのカップで出てきます。

インドの人々と一緒に道端で一気飲みするラッシーは最高ですよ。インドへご旅行の際には、ぜひお試しください(^^)

それではまた次回です!フィルミレンゲー!

 

インドの乗り物~トラック編~

ナマステ~!インド担当Yです。
 
早速ですが、ドーン!
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ど迫力!インドのトラックです。
カラフルなステッカーやペイント、飾り物で彩られ、とっても個性的!
日本のものとは一味違うデコトラです。
 
今日はわたしも大好きなインドのトラックをご紹介します。
 
信号待ちのトラック。お花の飾りがたくさん!
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新車でスタイリッシュなステッカー派。あちこちにインド国旗カラー&フロントガラスにも神様ドーン!
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横顔が素敵で賞。こっち見てる~!
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後ろには「HORN PLEASE」や「BLOW HORN」の文字。
追い越すときはクラクションを鳴らして合図してね!という意味です。
ロータスの絵と色使いがかわいいですね。
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最後にマイベストトラックオブザイヤー!細かい切り抜きとペイント、そして視界の大部分を遮っているであろう花飾り・・笑
トラック野郎の心意気が感じられる一台です。
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番外編・スクールバス。手描きのゆる~い子供のイラストがたまりません(^^)
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そのうちにオートリキシャー(三輪タクシー)もご紹介したいと思います。
これまた個性に溢れていて素敵ですよ~!お楽しみに(^^)
 
 
それではまた次回です。フィルミレンゲ~!
 
 

アジャラクプリントfromグジャラート州カッチ

ナマステ~!インド担当Yです。

今回は春に行った出張について書きたいと思います。

2月、インド西部グジャラート州カッチ地方のアジャラクプルに行って来ました。

デリーの空港から飛行機で一時間半、そこからさらに車で7時間走り、ようやくたどり着いたまさにインドの西の果て!
途中までは綺麗な高速道路だったのですが、まだ工事中のようで。後半は延々続く砂利道におしりが悲鳴をあげていました(^^;;

アジャラクプルの名前の通り、目的はアジャラクプリントの生地の仕入れです!

インドのグジャラート州からパキスタンのシンド州付近の二国にまたがったこの地域がアジャラクプリントの有名な産地で、プリントには藍、茜、ターメリックなどの天然染料による染色と木版のブロックプリントが使われています。

木版ブロックを手でトントンとリズムよく押していく職人さん。

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工房にはたくさんの木版があります。先祖代々使われてきたものでしょうか。

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手彫りの木版ブロック。ドット模様の部分には小さな釘が使われています。繊細な作りに、思わずほ~っと溜め息。

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プリントされた生地は、プールのような洗い場で叩きつけるように豪快に洗われます。洗濯機は使いません。これも手作業で行われています。

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生地を運ぶお兄さん。カメラ目線決まってます!(あ、奥のおじさんも!)

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おしりの痛みに耐えながらここまで来た甲斐があり、たくさんの素敵な生地を仕入れることができました。

あれから半年、生地はアジャラクプルからわたしたちの工場へと運ばれ、ワンピースになって、先日ついに日本へ到着しました~!!

はるばるインドの西の果てからやってきた、アジャラクプリントのワンピース。店頭でぜひお気に入りの一枚を見つけて下さいね (^^)

アジャラクプリント ボートネックワンピース  ¥4,800

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オンラインショップはこちらから♪

それではまた次回です!フィルミレンゲー!

 

ラクシャー・バンダン

ナマステ~!インド担当Yです。

先週の8月20日はインドのラクシャー・バンダンでした。

ラクシャー・バンダンとは、姉妹から兄弟にラキと呼ばれるブレスレットを贈り絆を誓い合う、ヒンドゥー教のお祭りです。本当の兄弟でなくても、親戚や、兄のように慕っている人、弟のようにかわいがっている人でも大丈夫!右手にラキを結び、もらった男の人はお返しに姉妹にギフトや現金を贈るという・・・女子にとってなんともおいしいイベントです!笑

ラクシャー・バンダンが近づくと街にはたくさんのラキが売っていました。

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カラフルでかわいいラキ。だいたい10~100ルピー(15円~150円)ぐらい。いろんな種類があります。

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私もお世話になっている人や仲良しの男の子にラキを結び、お返しにギフトを頂いてしまいました。(ラッキー!!)

ラキをもらった男性は姉妹を一生守ることを誓います。

元々は神話に基づいているそうですが、家族が集まりお互いへの愛情と絆を確認し合うという、とっても素敵なお祭りですよね。

それではまた次回!フィルミレンゲ~!